2012年7月1日日曜日

クラウド(GoogleSpreadsheet)で株価情報を取得する

今回はクラウドの一翼を担うGoogleSpreadsheetで、株価情報を取得したいと思います。

*関数GoogleFinanceについて

GoogleSpreadsheetのみで使用可能な関数、GoogleFinanceシート上に株価情報を取込む時に使用します。


https://support.google.com/docs/bin/answer.py?hl=ja&answer=155178
(GoogleFinanceの日本語ヘルプ)

◎関数公式
=GoogleFinance(銘柄名及び銘柄コード、株価や出来高等)

例1:トヨタ自動車の株価を取込みます。
   =GoogleFinance (7203,"price")
・銘柄コード7203:トヨタ自動車
・price:株価



例2:パナソニック(旧松下電器)の出来高を取込みます。
   =GoogleFinance (6752,"volume")
・銘柄コード6752:パナソニック
volume:出来高



例3:ソニーの今日から30日前の終値を取込みます。
   =GoogleFinance (6758,"close",Today()-30,Today())
・銘柄コード6758:ソニー
close:終値
・Today():今日
Today()-30:今日から30日前

*値の種類
open:始値
close:終値
high:高値
low :安値
volume:出来高
all   :すべて




注)期間を設定する場合は、開始日、終了日の順に入力します。
    =GoogleFinance(銘柄名及び銘柄コード、株価等、開始日終了日


例4:NECの2012年5月1日から2012年6月20日までのすべて始値・終値・安値・高値・出来高)を取込みます。
   =GoogleFinance (6701,"all","2012/05/01","2012/06/20")
・銘柄コード6701:NEC(日本電気)
all:すべての値


(画面をクリックすると拡大します)




そこで、「get_stock_info」という名前のファイル作成しました。

                                                (画面をクリックすると拡大します)



セル番地A1に、「=GoogleFinance(H4、I4、J4、K4」と入力します。いままで直接入力していたところ、わかり易いように各セル(H4~K4)に分けます。


Cord欄(H4)には銘柄コード等を、Value欄(I4)には値の種類(open~all)、Date:Start(J4)欄は開始日、Date:End(K4)欄には終了日を入力します。

                                                (画面をクリックすると拡大します)

またValue欄は6種類しかないので、リスト表示しました。



為替レートの情報を取得したいときは、米ドルの場合「Currency:usdjpy」という文字をCord欄(H4)に入力して下さい。ユーロ等も取得できるように表にしておきました。

最後に、このサンプルをGoogleのテンプレートギャラリーに公開しました。

[テンプレートギャラリー]-[公開テンプレート]から検索「get_stock_info」で表示されます。
この下のアドレスをクリックして下さい。
 
 


(参考HP)

 
 
 
 

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